矯正歯科
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矯正歯科
きれいな笑顔は美しい歯並びからといいますが、笑顔からこぼれる白い歯は、健康な明るさと健康美をあらわしてくれます。歯並びが整っていると唇の形やあごのライン・お顔の形がきれいになります。
良い歯並びはむし歯や歯周病から歯を守るので、削ったり詰めたりといったほかの歯科治療の必要が少なくなり、いつまでも自分の歯でおいしくお食事ができます。治療にともなう時間やお金の無駄がはぶけます。治療によるメリットは続きますから、長い生涯を考えたら正しい歯並びにしたいですね。
欧米では悪い歯並びはむし歯同様一つの病気と考えられており、それらが引き起こす弊害を真剣に受け止めています。ですから矯正治療を受けさせてあげるのは親の責任の一つと認識されていて、教育と同じように子供の将来性にかかわると考えられています。社会人になる前に子供が通過する受験面接やリクルート面接まで考慮に入れて、お考えいただきたいと思います。
成人矯正 症例のご紹介
30代女性
前歯の歯並びを治したい
治療方法:ワイヤー矯正(上下) (税抜)
治療にかかった費用:400,000円 調整料:5,000円/月
治療期間:1年半
通院回数:18回
治療のメリット:歯並びが整っていると唇の形やあごのライン・お顔の形がきれいになります。
治療のデメリット:定期的な通院などにご協力いただけない場合、治療の結果に差が出る場合があります。
小児矯正 症例のご紹介1
9才の女の子
生えかわりの途中で前歯の歯並びが悪化
奥歯の歯生えかわりに影響する前に治療
治療方法:ワイヤー矯正(上下) (税抜)
治療にかかった費用:400,000円 調整料:5,000円/月
治療期間:3年
通院回数:36回
お子さんの場合は骨が柔らかいため、骨が溶けて歯ぐきが下がったり、歯が短くなったりすることを抑えられるため、
生えかわりの段階で矯正治療することが望ましいです。
治療のメリット:歯並びが整っていると唇の形やあごのライン・お顔の形がきれいになります。
治療のデメリット:定期的な通院などにご協力いただけない場合、治療の結果に差が出る場合があります。
1本1本のかみ合わせは悪くなくても、全体を見たときに上の歯の右側が下がっているとか、平面のかみ合わせが狂っているということがよくあります。そういうところから治療していくと、口もとが非常にきれいに見えてきます。
機能美という言葉がありますが、きちんと機能しているものは無駄がなく、形もいいです。歯や歯並びにもまさにそれが当てはまります。きれいに見えれば、かみ合わせもいいし、かみ合わせが良ければきれいに見える。美しさと機能性は、切り離すことができないのです。
小児矯正 症例のご紹介2
治療方法:歯並びの内側から針金の復元力を利用した矯正
治療にかかった費用:100,000円(税抜)
治療期間:3ヵ月
通院回数:3回
治療のメリット:歯並びが整っていると唇の形やあごのライン・お顔の形がきれいになります。
治療のデメリット:定期的な通院などにご協力いただけない場合、治療の結果に差が出る場合があります。
前歯の一部が内側に入りこみ、下の前歯を挟み込んでいます。これでは骨格の正常な発育が妨げられてしまいます。発育に影響する可能性が高い歯列の不正は、早期に治療を開始します。
逆に骨格の発育に影響を及ぼす可能性が低い歯列の不正は、ほぼ永久歯が生えそろうまで治療開始時期を遅らせます。
歯並びの内側から、針金の復元力を利用して内側に入った前歯を押し出します。
歯の内側に入りこんでいた前歯が修正され、左右対称になりました。
おかげで下の前歯も自然に整ってきています。
歯並び矯正治療の開始時期について
当院では、矯正装置による違和感や、歯磨きしづらいためにむし歯ができる等のデメリットを、最小限に抑えるために、できるだけスペース確保のための抜歯をせずに、短期間で治療を仕上げるように心がけています。そのため、できるだけ治療開始時期を遅らせて、第1大臼歯と前歯が生えそろった9~10才ごろ治療を開始するようにしています。ただし、歯並びの問題が、あごの骨格の成長を妨げているような場合には、成長発育を促すために8才ごろ始めることもあります。また抜歯をせずに治療を進めたものの、成長発育の過程で出っ歯が目立ってくるようなときには、途中から抜歯の上での歯並び矯正治療に切り替えることがあります。
なお、患者さんの要望にできるだけ添うように、心がけていますので、遠慮なくお知らせください。特に、下の歯並びは気にしていないから、上だけきれいにして欲しいというご要望が多いです。ただしこれに関しては注意が必要で、上の歯並びだけが変わると、噛み合わせが変わり、奥歯がよく噛めなくなってしまうことがあります。その際には、後から下の歯並び矯正治療が必要になります。また、下の歯並びの不正をそのままにしておくと、矯正終了後の安定が不十分で、“適正化”という現象の結果、歯並びが矯正治療開始前の状態に戻ってしまうことがあります。例外もありますが、できるだけ上下一緒に治すことをおすすめします。